【徹底検証】ポイントは現金化 or マイル化?一体どっちがお得【国内編】
ポイントサイトで獲得をしたポイントは、現金とマイルのどちらに変えた方がお得?
と疑問に思ったことはありませんか?よござんしょ、調べてみようじゃありませんか。
- ポイントサイトのポイントをマイルに変えると一体どれほど得なのか?本当にマイルに変えたほうがいいの?
- 沖縄旅行へ行く場合、ポイントは現金化がおすすめだと考えます
- 特典航空券+ホテル宿泊とポイント現金化+格安ツアーはどっちの方がお得?2名で比較
- 最後に
ポイントサイトのポイントをマイルに変えると一体どれほど得なのか?本当にマイルに変えたほうがいいの?
ポイントサイトのポイントをマイルに変えた場合は、国内と海外の特典航空券への交換が主になるはずなので、それぞれ調査したいと思います。
そもそもマイルに変えるということが、本当にお得なのでしょうか?
今回の記事は国内でマイルを使った場合に本当にお得かどうかを検証します。
*特定日・特定時間の飛行機に乗る格安ツアーに関しては比較のしようがないので、除外します。
そもそもポイントサイトがなに?という人はこちらの記事を先に読んでくださいね。
沖縄旅行へ行く場合、ポイントは現金化がおすすめだと考えます
JALの国内特典航空券を利用した場合、大阪(東京も可)⇔沖縄間で必要なマイルは往復で15,000マイルです。
ディスカウントマイルやJALカードを使う場合必要マイルは12,000 or 11,500マイルまで減りますが、利用できる期間が決まっているので除外します。
15,000マイルを手に入れるにあたって、ポイントサイトで必要なポイント
ポイントサイトのモッピーでは、1マイルを手に入れるためには2ポイント必要です。つまり還元率として50%となっています。
ただし抜け道があり、月に1回までであれば実質7,500Ptで6,000マイルに交換が出来ます。この1回だけは還元率が実質80%に変わります。
モッピー公式POINT WALLET VISA PREPAIDをお持ちで、JALのマイルに12,000Pを交換申請し、かつ各月に利用した広告の合計ポイント数が15,000P以上の方。
モッピーのポイントをマイルに交換する方法は、基本はこの2つです。
- 【還元率80%】毎月1回ずつ還元率80%の方法でマイルに交換
- 【還元率50%】モッピーのポイントを5,000マイルに変える(2P=1マイル)
実質7,500Ptで6,000マイルを手に入れても、一度に15,000マイルGETするにはあと9,000マイル必要です。
- 【毎月1回】7,500Pt(実質)=6,000マイル
- 18,000Pt=9,000マイル
時間をかけても良いのなら、毎月1回7,500Pt(実質)=6,000マイルを3回繰り返せば実質負担22,500ポイントで18,000マイルが手に入ります。でも3ヶ月かかるので、一度に15,000マイルを手に入れる方法で話を進めますね。
モッピーの25,500Pt=25,500円に交換ができる。ならJAL航空券を買ったほうが良いのでは?
15,000マイルを手に入れるためには最低でも25,500Ptが必要なことがわかりました。
この25,500Ptは、モッピーで現金交換が可能です。1ptが1円なので25,500円になります。
そこでJALの先得で航空券の予約をしていくらかかるか調べてみましょう。
9月の三連休に少しかぶる日程を選びました。
8,850円+11780円=20,630円で大阪沖縄間の往復航空券が買えます。
これでわざわざ15,000マイル(25,500Pt=25,500円)をためなくても、現金に変えたほうが沖縄旅行に行くには安いというふうに考えられます。
ただしこれはあくまで最安値を選んでいるので、行きを早い時間に出発&帰りを遅い時間に出発など人気のある時間帯を選ぶと20,630円ではとても収まりません。
逆に9月の3連休にかぶらないようにフライトスケジュールを組むと、更に値段が下がり18,000円ぐらいで大阪~沖縄の往復が可能です。
それでは続いて先得のデメリット・国内特典航空券のメリットというものを説明します。
Jalの先得の利用の場合のデメリットは予約変更に融通が利かない
【Q】先得、特便割引で購入後、予約の変更はできますか。
【A】購入後の予約変更はできません。予約を取り消し後、あらためてご購入が必要です。
なお、購入後の取り消しの場合は、取消日にかかわらず、航空券1枚ごとに所定の 取消/払戻手数料 を申し受けます。
先得の航空券を購入後は一度取り消しをしないと予約変更が出来ません。
しかも予約取り消しにはお金が発生します。
さらに特典航空券と違い、先得は通常の航空券と同じのため出発する時間帯や曜日によって航空券の値段は変わります。
メリットといえば、安い。これだけです。
Jalの国内特典航空券のメリットは利用日変更無料・利用日によるマイルの増減なし
特典航空券は日付や便・クラスの変更ができます。
変更に伴う取消料や払い戻し料金は発生せず、利用をする曜日や時間により必要なマイルが増えることもありません。
ただし、特典航空券を利用ができるのは会員ご本人、会員の配偶者(同性パートナーを含む)、会員の二親等以内の親族の方、義兄弟姉妹の配偶者となります。友達への利用は残念ながらだめ。
出発日や出発時間が最も高い日でも利用するマイルは15,000マイル
旅行先に早く行って遅く帰ってくる便だと同じ日にちでも金額がずいぶん異なりますね。大体37,000円ぐらいの金額です。
特典航空券だと15,000マイルでこの便に乗れるので、1マイルの価値が約2.4円ぐらいになっています。
このことから単純に出費という面で見るとモッピーのポイントは現金に変えて、先得で航空券を購入したほうが安いという結論になるのではないでしょうか。
一方、お得度合いでいうと特典航空券で利用をしたほうが値段の高い時間帯の便にも乗れて旅行先の滞在時間を増やすことが出来る、と考えられます。
特典航空券+ホテル宿泊とポイント現金化+格安ツアーはどっちの方がお得?2名で比較
飛行機に乗るだけで比較をしましたが、旅行に行く以上宿泊はしますよね。
今度はポイントサイトのモッピーのポイントを使って
- 特典航空券に代えて追加でホテル宿泊をした場合
- 現金化して格安ツアーを利用した場合
この2パターンで比較をしてみましょう。
公平を期すためにどちらも同じ日付で同じホテルを利用する前提です。
あんまり一人で行く人はいないと思うので、友達・夫婦・カップルで行くことを想定して2名で利用をした場合の金額にしています。
特典航空券に代えて、ホテルは自分で手配した場合かかる金額とポイントはこれだ
大阪(東京も可)~沖縄間の特典航空券2名分に必要なマイルはわかりますか?
15,000マイル*2名分ですので30,000マイルです。
では30,000マイルに交換するには、ポイントサイトのモッピーで何ポイント必要でしたでしょうか?
- 【毎月1回】7,500Pt(実質)=6,000マイル
- 18,000Pt=9,000マイル
15,000マイルに交換するのに最低でも25,500ポイントが必要なので、2名だから51,000ポイントが必要です。つまり、現金に変えたら51,000円ですね。
さらに宿泊費を計算しましょう。
後述する格安ツアーと同じ宿を選びます。ホテル タイラというかなり安めの宿です。
2名1室 ダブルで3泊 19,200円。
- 30,000マイルに必要なポイントは最低でも51,000Pt=51,000円
- ホテル タイラに3泊=19,200円
特典航空券+ホテルの利用で必要な金額を合算すると70,200円相当が必要になる、という結果になりました。
格安ツアーを利用した場合にかかる費用は、特典航空券+ホテルより安いのか?
結論からいうと、7,000円ほど安かったです。
3泊4日格安ツアーのプラン・金額詳細はめちゃくちゃ長いので折りたたんでいます。クリックで開きます
基本料金
大人
32,300円 × 2名様
64,600円
子供
32,300円 × 0名様
0円
添い寝子供
29,200円 × 0名様
0円
ご利用便
2019/09/19(木)往路便: JAL2087便 (伊丹発)( 14:55 伊丹・関西国際空港発 --> 17:00 那覇空港着)
0円 × 2名様
0円
2019/09/22(日)復路便: JAL2084便 (伊丹着)( 12:05 那覇空港発 --> 14:00 伊丹・関西国際空港着)
0円 × 2名様
0円
ホテル
2019/09/19(木)ホテル タイラ 食事無
宿泊料金
200円 × 2名様
食事料金(大人)
0円 × 2名様
食事料金(子供)
0円 × 0名様
小計
400円
2019/09/20(金)ホテル タイラ 食事無
宿泊料金
500円 × 2名様
食事料金(大人)
0円 × 2名様
食事料金(子供)
0円 × 0名様
小計
1,000円
2019/09/21(土)ホテル タイラ 食事無
宿泊料金
0円 × 2名様
食事料金(大人)
0円 × 2名様
食事料金(子供)
0円 × 0名様
小計
0円
小計
お一人様小計
33,000円
ここまでの小計
66,000円
合計金額
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-3,000円
合計金額(税込)
63,000円
ここからわかるように、今回利用する格安ツアーは2名で早割がきいていることもあり63,000円で利用できます。
利用をしたのはJ-TRIP(ジェイトリップ)ツアーです。
このツアーだと同じ日・同じホテル・別の時間帯の航空便の利用で約7,000円特典航空券+ホテル利用よりも安いことがわかりました。
ツアーと違い特典航空券は利用する時間帯によって必要マイル数が変わることがないので、飛行機の金額があがる朝早い時間の移動と夜遅い時間の移動が出来ます。
格安ツアーで同じことをしようとすると、特典航空券の利用よりも金額はあがります。
ここはもうお金を取るか滞在時間を取るか、という話ですね。
さらに格安ツアーは出発の何日(ないし数十日)前までであれば、ツアーのキャンセルや日時変更をしても費用は発生しないため、特典航空券ほどではないですが先得よりかは融通がきく部分があります。
最後に
ここまで長々書きましたが、大阪(東京)~沖縄間の旅行に必要な金額という1点でのみで見れば格安ツアーの方に軍配があがりそうです。
- ポイントサイトのポイントをマイルに交換→特典航空券を取得。ホテルは自分で手配。
- ポイントサイトのポイントを現金に交換→格安ツアーの手配。
今回の記事では前者では70,200円相当が必要となり、校舎では63,000円相当のポイントが必要となります。
国内の特典航空券だけ見れば15,000マイル獲得のためには25,500Ptが必要であり、むしろそのポイントを現金化して早得などでチケットを買ったほうが安い、という結論です。
ポイントを現金化した場合はLCCを利用することでさらに移動費用を下げることができるため、aroundfourはポイントサイトでためたポイントは国内旅行の場合は現金化することをオススメ!というスタンスでございます。